こんにちは。けんちゃんです。今回は武者小路実篤の「棘まで美し」から学んだことを紹介していきます。
【第1章:誰かを「幸福にしてあげたい」という純粋な願い】
武者小路実篤の『棘まで美し』を読み進める中で、私の心に深く沈み込んだ一節があります。「自分は恥ずかしいような気がした。しかし、竹谷や、竹谷のお母さんの目に涙が浮かんでいるを見たら、僕もつい涙が出そうになった。幸福にしてあげたい。僕は心からそう思った」(p63)。この慈しみ深い文章に触れたとき、私はハッとしました。本の文字を追うだけで、身近な人を思いやる気持ちを実生活で体現できていなかった自分に気づいたからです。本を読んでも実生活に活かすことができなければ、なんの意味もないのです。
【第2章:相手を想像して「一工夫」を添える喜び】
「感じたものを実生活に活かせなければ、本を読む意味がない」。そう自分に言い聞かせ、私は小さな変化から始めることにしました。例えば、今夜の夕食。ただ自分が作りたい鍋を作るのではなく、一緒に住んでいる妹が喜ぶ姿を想像して「エノキ」を買い足してみる。そんな些細な一工夫が、実は相手を大切にすることの第一歩なのだと感じています。そして明日は母の日。さらに今月は、大切な人の30歳の誕生日が控えています。
【第3章:消印にまで想いを込める「風景印」】
彼女の30歳の誕生日に、私は特別な想いを届けたいと考えました。リトアニアでは30代の女性を、成熟し勢いのある「夏のひまわり」と表現するそうです。その素敵な言葉を、ひまわりのポストカードに乗せて贈ろうと決めたとき、私は「風景印(ふうけいいん)」という素晴らしい文化に出会いました。風景印とは、全国の郵便局に配備されている、その土地ならではの図柄が描かれた特別な消印のこと。窓口でお願いすれば、専用のスタンプを押して発送してもらえるのです。
【第4章:日照時間日本一の地から贈る、最高の祝福】
私は日本郵便のサイトで「ひまわり」の風景印を探し、山梨県の「明野(あけの)ひまわり郵便局」を見つけました。この郵便局がある北杜市明野町は、なんと日照時間日本一の地域。まさに、ひまわりのように明るく生きてほしい彼女にぴったりの場所でした。遠方でも「郵頼(ゆうらい)」という仕組みを使えば、その消印を押して届けてもらうことができます。手間をかけ、相手を想い、一工夫を凝らす。手紙という文化の素晴らしさに、涙が出るほど感動しました。
【第5章:全力を出し切り、誠実に生きるということ】
「うんと思い切ったことがやってみたいのです。少しもごまかさずに、全力を出しきって」(p105)。物語の終盤にあるこの言葉通り、私は毎日を全力で、誠実に生きていきたい。相手が求めていることを想像し、それを叶えてあげること。そんな工夫の積み重ねが、いつか自分自身の「仕事」や「人生」を支える自信に繋がると信じています。まずは明日、母に宛てた手紙と、彼女への特別な風景印の準備から始めてみます。
【結び:一歩踏み出すあなたへ】
武者小路実篤の言葉は、時代を超えて私たちの背中をそっと、しかし力強く押してくれます。
「相手が喜ぶ顔を想像して、自分にできる一工夫を添えること」
その小さな積み重ねが、冷え切った心を温め、止まっていた日常を動かし始めます。
あなたも今日、大切な誰かのために、あるいは自分の未来のために、小さな一工夫から始めてみませんか?
【魂を揺さぶる読書体験を、あなたも。】
今回ご紹介した武者小路実篤の『棘まで美し』は、愛と仕事の狭間で揺れるすべての人に贈りたい名作です。
一文一文が心にしっとりと沁み込み、読み終わる頃には「よし、明日も頑張ろう」と自然と思えるはずです。
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