こんばんは。けんちゃんです。
今回は五木寛之さんの人生の目的という本を読みました。
五木さんは青春の門という本を読んで大好きになりました。
今のところ青春の門が一番大好きな本です。
感動したところ
- 父親のため息
父親のため息
自分の父から、ホテルのシャワーを浴びながらくそーと叫んだという話を聞いた。その時はなんて悲しい人なんだろうと思った。十分幸せな暮らしをしているはずなのに、どこまでも満足せずに自分の人生はつまらないと思い込んでいるように感じられて嫌だなと思った。こんな大人にはなりたくないなと思った。
この本の中で自分の父親が説教してくれたことよりも、寝る前にため息をついて「寝るより楽しきことはなしと」といって眠る父親の姿が記憶に残りその惨めな父親の姿に親近感を感じたというものがある。
前よりもその父親の好意を否定的な捉えなくなった。それはそれだ仕方のないことなのだ。自分もその歳になったらなっているのかもしれない。ただ父親がとにかくマイナス思考なのが気に入らない。