こんばんは。けんちゃんです今回は錬金術について調べることにしました。
ウーパールーパーが錬金術の土水火風、の火に対応していることを知り、
錬金術に興味を持った。
まず錬金術の目的は非金属を貴金属に変えることである。そのためには賢者の石が必要である。(この賢者の石という名前がとてもかっこいい)
もう一つの目的は不老不死の薬エリクサーを作ることだ。
次に錬金術は四元素説に則って考えていた。
土、水、火、風が宇宙のすべての物質を構成しているという古代ギリシャの発想である。
また7つの金属と惑星の対応もある。(別の記事に記す)金は太陽、銀は月など。
それはギリシャ神話やローマ神話に由来している。
錬金術の歴史であるが、起源は古代エジプトにあるとされる。
神トートが創始者である。
イスラム世界、中世ヨーロッパ、ルネサンスなどに影響を与え、科学へと変化していった。
特にアレクサンドリアではギリシャ哲学とエジプトの宗教が融合した。ヘレニズム、プトレマイオス一世、セラピスという集合神を作り出した。
ヘルメス文書を書作したゾシモス。
(ゾシモス:プラトンやアリストテレスの思想を結びつけ錬金術を深い哲学的精神的な探究へと高めていった)
物質の変化と精神の浄化
(ここで大発明に興味が出て調べてみることにした。別の記事に記す。)
ここで錬金術の代表的な人物についてまとめる。
・ヘルメス:トリスメギストス
ギリシャ神ヘルメスと古代エジプトの知恵の神トートが融合した存在であるとされている。ヘルメス文書が有名
・ゲーベル(ジャービル:イブン:ハイヤーン)
8世紀アラビアの錬金術の父 硝酸や塩酸の発見に関与 科学の父 彼によって錬金術が神秘主義から実験科学へと進化した。
・アルベルトス:マグヌス
万能の天才と呼ばれ、神学と科学の橋渡しをした。
・ニコラフラメル
ある日ギリシャ語とヘブライ語で書かれた謎の書物を手に入れる。(アブラハムの書)
解読に苦労したがスペインへ旅立ち、カンシュという医師の助言によって解読。
1382年1月17日にまず銀を作り、4月25日に金を作ることに成功したとされる。
実際に急に巨額の慈善事業に資産を投じた記録があることや、彼の墓から遺体がないと一部の人が主張したことから、錬金術で貴金属を作ることに成功し、巨額の富を手にいれ、賢者の石によって妻と共に不老不死になり、今もどこかで生きているという伝説ができた。
・アイザックニュートン
科学革命の頂点 世界の終末は2060年と主張
最高の魔術師と称される 万有引力の発見
(アインシュタインが祖母の生きている時代に存在していたのが驚きだな)
まとめ
錬金術は単なる空想上のものではない。
科学の発展に大きく寄与している。
蒸留、昇華、ろ過、フラスコ、ヒ素などの元素や化合物の発見。
そして神秘的な伝説。
様々な文化や芸術にも影響を与え、ニュートンなど有名な科学者も錬金術に傾倒したという事実がある。
これからは神秘的な部分を書籍などで調べていきたい。