森本哲郎 ことばへの旅

こんばんは。けんちゃんです。今回は森本哲郎「ことばへの旅」を読みました。この本は、神田神保町の古本まつりで出会った本です。ぼくが友人関係で悩んだ時に救ってくれた、自分なりの考えをまとめる事ができた本です。その時、ちょうど迷っていたことが書かれていて、直接相談に乗ってもらったような気分になりました。友人関係で悩んだ方におすすめの本です。

「知る者は言わず。言う者は知らず」老子

ある平日の火曜日、ぼくは友人と会うために時間給をとり、彼女と会うのが楽しみでワクワクして待ち合わせの場所に行きました。ですが、彼女が一時間も遅れると言うのです。理由も定かではなく、悪びれる様子もありません。ぼくは時間給も取って、お店も予約して、彼女のためにたくさん準備してきたつもりでした。その分、彼女が熱量を返してくれないことに切なさを感じてしまったのです。そして、食事をしながら話しているときに、「本当にぼくに会いたいと思っているのかわからない」と彼女を責めてしまったのです。お酒に任せて自分ばかり喋り「ぼくは君よりも格が何個も下なんだ。だからはっきり言ってくれないとわからないよ」と今になれば、彼女を傷つける自分勝手な発言をしてしまいました。そんな時にこの本の「友人などと口論をしたり、夢中になって自分を主張したりしているとき、とつぜん、私の頭をよぎることばがあります。それが冒頭のあのことばです。そして、そのことばとともに、白秋の描いた老子の姿を思い浮かべ、私は、なんと自分がつまらぬ人間なのかと、つくづく恥じ入ってしまうのです」出典:山本哲郎「ことばの旅」引用元:p108という文章を読みました。まさに今のぼくだと思いました。自分がわからないことがあると、それが怖くて喋り続け、相手に話す時間も与える事ができない。臆病で卑怯なのです。この性格を治すためには、相手に見返りを求めずに行動することが大事だと思いました。相手の感情はどうやってもコントロールできない言うことを肝に銘じなければなりません。それを自分次第でコントロールできるはずだと思い込んでしまうから、自分が期待した行動を相手が取ってくれないと、不満が爆発して嫌な気持ちになってしまうのです。ちょうど母に対して自分が思う事があり、説得する事があったのですが、誰が言っているんだと言う話です。自分も全くできていなかったのです。自分が好きな人、大切に思っている人に限ってそういった思考に陥ってしまうと思います。具体的なこれからの行動としては、彼女が以前ほどぼくを必要としていないというひどく悲しい現実を真正面から受け止めて、距離を置き、手紙だけで自分の近況を伝えたいと思います。彼女には海外に行った時だけ、手紙を送っており、それが嬉しいと言ってくれました(これは本心だと信じたい。ぼくがとんでもない勘違い野郎であるという可能性も捨てきれないが)。

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