こんばんは!けんちゃんです!
今回は大変優秀な民族として知られていふユダヤ人についての本を読みました。
大切だと思ったことや勉強になったこと5つを紹介します!
勉強になったこと
- 頭は持ち運びができる宝物
- ナポレオンとニシン
- 追い詰められたユダヤ人の奇策
- パラダイスを見つけた男
- 子供になぜと呼びかける
頭は持ち運びができる宝物
ユダヤ人の人々は知っての通りナチスからの迫害や、モーセの十戒の話でも有名なエジプトの大移動の用に常に同じ地域に根付いた民族ではなく移動しながら存続していった民族です。
故に知的価値は物的価値に優るという考えをもっています。
この考えはとても大事なものだと思いました。
私もお金やものにとらわれすぎないように気をつけて生活しています。
服やアクセサリーなどにはあまり興味がなく、必要最低限のものしか買いません。
その代わり、料理教室に通ったり、英語の勉強にお金をかけたり、本を読むことに最近はお金をかけられているのでこれからも継続していきたいと思います。
ナポレオンとニシン
高価な褒美をもらおうとしていたものは何ももらうことができず、小さな褒美を望んだものはすぐに手に入れることができました。
これは他人にバカにされても着実に手に入る日々の糧が一番大切なのだというユダヤ人の諭しなのです。
ここから、一発逆転を狙うよりも日々の小さな積み重ねが大事であるということを感じました。
なにか長期的な目標を立ててそれに向かって努力しないといけないと思っていましたが、それよりも1日1日目の前のことに誠実に向き合って確実に結果を積み上げていきたいと思います。
追い詰められたユダヤ人の奇策
中世のヨーロッパでは、差別されたユダヤ人が領主から何かにつけて難癖をつけられたり、無実の罪を着せられ、処刑されることが多くありました。
あるユダヤ人が無実の罪で捕まり、裁判官でもある領主からこう言われました。 「お前のユダヤの神は、よほど偉い神だというではないか。ここに封筒が二つある。中には紙が入っており、一つには『無罪放免』もう一つには『死刑』と書いてある。さあ、お前の神が奇跡を起こしてくれるのをみたいものだ。どちらかを選んで取れ。その封筒に書かれている言葉に私は従うことにしよう」。
追い詰められたユダヤ人は必死で考えました。
「何としてでも生き抜くぞ。この領主は私を死刑にするために、両方の封筒に『死刑』と書いているに違いない。ならば…」。 ユダヤ人は、そう判断して、いきなり奇策に打って出ました。
一つの封筒を取るや、ぐしゃぐしゃにその封筒を丸めると、なんと口の中に放り込んで、「ゴクン」と飲み込んでしまったのです。
そして、領主に向かってこう言い放ちました。 「領主様、私が選んだ封筒の中に書いてあることは、ここに残っている封筒の中身と反対のことのはずです。 残っている封筒に書かれている言葉が『死刑』ならば、私は無実です。 ですので領主様、残っている封筒に書いてある言葉を声に出してお読みください」。 ユダヤ人の読み通り、封筒には両方とも『死刑』と書かれていた。 こうしてユダヤ人は生き残ることができたのです。
この話を聞いて私ははぁ〜と関心しました。
自分でいくら打開策を考えてもいい案は出てこなかったからです。
そしてこのユダヤ人の最後まで生き残るために知恵を振り絞るところがすごくカッコいいなと思いました。
GANTZの玄野君のようで憧れます。
パラダイスを見つけた男
ある街で染め物の仕事をしている職人がいました。
この男は妻と子供がいたが毎日の仕事に嫌気が差し、自由で楽しい生活に憧れていました。
そんなとき、街にある噂が流れました。
それは旅に出て、夜、靴を枕元置いて眠り、翌朝、その靴が向いている方向に歩くとパラダイスがある」という言い伝えが異国にあると聞いた。朝起きると、小動物や風が靴を動かしていました。
そして何十日も経った後に、ついに一つの村にたどり着きました。 パラダイスにしてみてはみずほらしい村でした。
村の中に入ると、見たことのある光景が広がり、聞いたことのある女の声と子供の声が耳に入ってきました。
その家は粉屋で、門をくぐると、置いてきた妻と子どもにそっくりの母子が暮らしていました。
男を見ると、その母子は「よく帰ってきたのね」と温かく迎え入れてくれたので、「ここがパラダイスに違いない」と、男は確信しました。
男は置いてきた妻と子供には申し訳ないと思ったが、自分が見つけたパラダイスで一生暮らしていくことに決めた。
そして昔と同じように、来る日も来る日も粉まみれになって一生懸命働き、平和に暮らしたということだ。
この話が伝えようとしていることは幸せは単調な今の中にあるということです。
私もこの話を聞いて身の回りに幸せを探すことにしました。
そうすると家族と一緒にいる時間や、健康な体で日々過ごせていることが幸せなんだと感じることができるようになりました。
子供になぜと呼びかける
子供を教育するときにダメ!と頭ごなしに子供に注意してしまうことが日本人には多いのですが、それではあまりいい教育にならないのです。
ユダヤ人のお母さんはダメ!ではなくてなぜ?と声をかけます。つまり子供に考えさせる癖を付けされるのです。
ここまでにもタルムードに関する話をいくつか紹介しました。
これを子供に聞かせて、まず解決策を考えさせるのです。
そして子供が答えた結論が正解かどうかが重要なのではなく、色々な考え方ができるようになることが大切なのです。
まとめ
ユダヤ人の言い伝えや考え方を知ることで今まで考えもしなかった方法を考えることができるようになりました。
もし自分が子供を育てるようになったときは子供になぜそうしたの?と考えることを習慣づけるようにしたいと思います。
他のタルムードの話を読んで行きたいです。
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