香港旅行二日目

今日はUKホステルから脱出して、ネイザンロードを歩いた。

宿を出るて裏でタバコを吸っている時に、同じ部屋で過ごしたフランス人とばったりあった。せっかくだから話しかけてみた。英語で左hべりかけたがフランス語しか喋れないようだった。でも仲良く話すことができた。彼は仕事で香港を通り過ぎるだけで観光はしないと言っていた。日本からきましたというと「オージャポニス、グッド」、と言われた。「僕はいつかフランスに行きたいんです」というと「フランスはいいところだよ」と言ってくれた。彼とも握手を交わして別れた。とてもいい人そうだった。

ホテルの裏にあった喫煙所 書かれている漢字で意味は伝わってくる

その喫煙所から見えた景色 女性が綺麗な色の布を干していた 

気温、湿度ともに高く倒れてしまいそうだったので水を買うことにした。

店員さんにこのお水はいくらですかと聞くと、5ドルと言われた。申し訳ないことに小銭を持っておらず100ドル札でもいいですかと聞いたら「いいよ、持っていきな。また来たときに払ってくれればいいよ。顔を覚えておくから。」と冗談ぽく素敵な笑顔で言ってくれた。本当に嬉しかった。握手をしてそのお兄さんとさよならをした。シェイシェイと言えた。

ネイザンロードを歩いているとドンキホーテを見つけた。日本の価格と比べてどのくらいの価格なのかを見てみたかったからだ。味噌醤油お寿司などの日本の食べ物は高く売られていたカップラーメンはだいたい同じ値段で売られていた。

この看板を見た時に気持ちがフッと軽くなった

売っていた大根 少し日本よりも高い(20倍すれば日本円になる)

味噌など日本の食べ物は高めの値段設定だった

味千拉麺というお店でラーメンを食べようと思っていたのだが歩いている途中に広東料理の美味しそうなお店があったので、そのお店に入ってみることにした。お店に入ると店員さんが案内してくれた。全く英語は話さないようで僕の言っていることを理解しようともしていない感じだった。都会の人だからなのかもしれない。僕が何を言っているかわからないというジェスチャーをすると「しょうがないわね」といった表情で微笑んでくれた。嬉しかった。

このお店に行って見たかった 空港にもあったため有名なお店なのかも知れない

メニュー なんとなくだがどんな食べ物が出てくるかわかる

おこげがついたお米の上につくねのような味の肉が載っていた

なぜかそのお店で僕は緊張していた。料理が運ばれて来て食べようとしたときにタレが入っている小皿をひっくり返してしまった。顔が燃えるように熱くなった。通りがかったおじさんが「一体何をしているんだ」という、冷ややかな顔で僕を見て通り過ぎていった。その目がたまらない。日本にいると住み慣れてしまってこんな目を向けられることもない。自分がダメなやつだと思えてくる。

昼ごはん:68ドル

こんなに言葉が通じない旅は初めてだった。英語が多少話せればどこに行っても大丈夫だと勘違いしていた。(結局行って帰るだけなら問題はなかった。しかし、もっと現地の人と会話がしたいと思った。)

ワンイベントごとに写真を撮る癖を身に付けたい。ブログを常に意識して旅をする。(綺麗に写真を撮ることができるようになる本を借りよう)

キャメル(駱駝牌)の魔法瓶を手に入れるために雑貨屋さんを探しまくった。ネットやブログでも調べてみた。

しかし、魔法瓶を見つけることはできなかった。

どこまで歩いても高い建物が聳え立っている。どこかシンガポールと似ている雰囲気を感じるが、シンガポールの方が都会のように感じる。

街を歩いていてたくさんのお店が並んでいるが、入ってみたいと思えるようなお店はあまりなかった。(今度は旅の本で見に行きたいお店を探しておこうと思う。自分の足で探すのにはどうしても限界がある。)

もう体力が尽きてしまい、ホテルに行くことにした。

ホテルを予約しようとしても、決め手が全く思いつかない。そこでパンダホテルというただ名前が可愛いだけのホテルに泊まることにした。中国はパンダが有名だからちょうどいいと思った。

バスが頻繁に出ている。そして安い。50分くらい走っても7ドルだった。バスの乗車するところの看板に金額が書いてあって、乗車する際に決済をする形式である。どのようにして計算をしているのだろう。降りる場所によって金額は変動しないのだろうか。

バス:7ドル

ホテルに到着した。格式が高い雰囲気のホテルだった。フロントでチェックインを済ませて、部屋に入った。ベッドが二つ。喫煙可能の部屋を選んだはずなのに喫煙ができない部屋だった。とてもがっかりした。シャワーを浴びた。汚れが溜まったいたのでとても気持ちが良かった。シャンプーもボディーソープもほのかにお茶の香りがして、こんな匂いの香水が欲しいなと思った。水道水を直で飲むのは怖かったので、ポットで沸かしてから冷蔵庫で冷やして飲んだ。

ベッドで休んでいるとお腹が空いたので外に食べに行くことにした。

魚の甘酢煮ようなものとチョコレートを頼んだ。

メニューを見ると知らない漢字の羅列が並んでいる。

野菌でマッシュルームのことだった。中国語は文字を見てなんとなく意味がわかるのだが、読み方が全くわからない。とてももどかしい気持ちだった。世界には言語がたくさんあることに面白さを感じるようになってきた。

ラストオーダーの時間ギリギリだったが優しい店員さんが接客してくれた

甘酢の味 とうもろこしが入った味の薄い味噌汁もついてきた

店員さんにお金を払うときにチップも支払った。2ドルという少ないお金だったがとても嬉しそうな顔をしてくれた。人と人とのつながりは素敵だと感じた。

夕食:62ドル

部屋に帰りベッドに飛び込んで深い眠りについた。

旅をするとやっぱりいい。日本に帰ってからもやったことないことをやってみようという気持ちになる。それがいいことかはわからないが、僕はそういう力が湧いてくる自分が好きだ。だから今日は帰り道に初めてコメダ珈琲店に行って美味しいコーヒーを飲み、本を読んだ。そしてアイスコーヒーに初めてミルクを入れて飲んでみた。とても美味しかった。同じ場所に住んでいても新しいことはできる。そして帰り道に英語の勉強をして帰るようになった。夜も物書きができるようになった。仕事が終わってからが1日の新しい始まりでもある感覚を持つことができた。とてもいい1日になった。

次は香港の旅三日目について書く。

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